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■ 研究の概要
今年度は第11期研究「学びを楽しむ授業」の立ち上げの年です。
子どもと教師がともに学習対象に向き合い,前向きな感情や意志をはたらかせながら学んでいく「学びの過程」に着目し「学びを楽しむ授業」を追求しようとしています。
なぜ,今,「学びを楽しむ」必要があるのでしょうか。
本校では平成11年度より「学び」に関連した研究主題を掲げ,成果をあげてきました。これまで「学びを楽しむ」ことは自明のこととしてスポットを当てることはありませんでした。しかし,学ぶ意味の喪失がいわれる時代に「学びを楽しむ」ことは,学ぶ意味の構築に寄与すると考えます。「今,ここ」での学びの充実が,学校で生活時間の大半をすごす子どもの生活の質を左右します。
今年度は「考え合うこと」を窓口として「学びを楽しむ授業」について考えていきます。互いの考えのよさや差異を判断しながら,自らの考えを広げ,独りよがりな点を見直し,知的波瀾を潜り抜けて教科領域等の目標に迫る考えを表現し合う子どもの姿をめざします。

■ 研究主任より
本校9年目となりました。図画工作科専科として4年〜6年を受け持たせていただいています。3年間一人ひとりの子どもを見ていると,同じ子どもでも目を輝かせながら取り組む時とそうでない時があります。後者の場合,題材そのものに無理はないか,投げかけ方があいまいではないかと考えます。また,時として自分が子どもと学習対象の間にわって入っていることもありそうです。考えるに値する課題のある授業をつくり,子どもの活動をしっかり見とる。当たり前でありながら難しいこの課題に今年度は「考え合う」という視点から迫っていきたいと思います。(坂本 晶)
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